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モテる【アニヲタ女子】への道!かわいいヲタクになるために

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ヲタクになりたい。特に、アニヲタに。

わたしがヲタクになりたい理由。それは、彼女がかわいらしくてその彼女に近づきたいと思ったこともあるのだけれど、1番の理由は、彼女は5年ほど前に結婚して、今では1児の母でやさしい旦那さんとかわいい息子を得ているから。それがうらやましいのだ。完全に、ヲタクの彼女は、結婚して子どもを産んで、日々アニメも楽しめている。どうしてそんなことができるのか。その理由が知りたかったし、自分もそうなりたかった。

(出典)https://www.photo-ac.com/main/detail/657457

頑張っている女性達へ勇気と元気を!
がんばれジブン!おつかれワタシ!なんて言いながら「しなやか」な生き方を目指しているライターのkahoです。
kahoのちょっぴり長いひとり言よんでください。***

会社の後輩にアニヲタの女子がいる。わたしより5つ年下。細くてお肌ぷるぷるで髪の毛なんてもうサラッサラで。わたしとそんなに髪の毛の長さは変わらないのに、わたしはくせっ毛、彼女はサラッサラのツヤッツヤ。あぁ触りたい、うらやましい!  そんな彼女は先輩とも後輩とも会社の偉い人とも分け隔てなく付き合いがある。かわいがられる。わたしもそんな彼女をかわいいと思っていたし、「教えてください」と言われれば、もうわたしの持っている知識・経験すべてを教えてあげたい気持ちになる。ほっぺをぷにっと摑んで、「もー!!  かわいいー!!」そうやりたくなってしまう。気持ち悪いのでやめておいたが。

その彼女がものっすごいアニヲタなのだ。わたし世代のアニメから、現在絶賛放映中のアニメまで、とにかくたくさんアニメを知っている。アニメを愛している。自分の好きな女性キャラクターを「嫁」と呼び、とにかくどの作品にも愛が溢れてくる。そしてわたしは、その愛を語る彼女への愛が溢れてくる(笑)。
なんて、楽しそうに嬉しそうにいとしそうに語るんだろう! 彼女からアニメの話を聞くのが、彼女が嬉しそうに話す様子を見るのが、たまらなくかわいいと思っていた。

中学時代、わたしのクラスメイトにヲタク女子がいた。けれど、その彼女はぽっちゃりの少し上くらいな感じの体型で、髪の毛は伸ばしっぱなしで前髪は目にかかっている。靴下とスカートの間に肌の隙間はなくって、残念なことに、モテていなかった。

当時のモテ女子といえば、細くて、スカートが短くて、目がおっきくて、ほんのりいいにおいがして、男子たちとも楽しく話せていて。その姿がキラキラしていた。部活でいうと、わたしのいた中学では卓球部の女子。付き合っているのは男子バスケ部で、男子バスケ部もモテる集団だった。

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(出典)https://jp.fotolia.com/id/164493674

社会人になり、会社にいるその後輩女子に会って、「ヲタク女子」のイメージはがらりと変わった。20代半ばで結婚し、30手前で出産。根っからのアニヲタなのに、ヲタクじゃない同じくらいかわいい女子よりもモテていて、幸せそうなのだ。
そして、彼女のすごいところが、結婚しても妊娠しても出産しても、アニメを観る本数を減らしていないところだ。結婚して出産すれば、会社では働いていないにしろ、忙しいはずだ。けれど、1日で24話(2クール)見切ってしまう。「家にいるだけなので」と居間に布団を敷き、アニメを観るのにベストな準備を整えて、一気に観る。アニメを観ることに本気で、まるでアスリートである。

彼女からオススメのアニメを教えてもらううちに、わたしはいつのまにか、彼女が作った「アニメヲタクのLINEグループ」に入会することになった。「ぜひ!」と喜んでそのグループに入ったのは、わたしが彼女と仲良くなりたいと思ったからだ。彼女のようになりたいと思ったからだ。

ところが、毎日のように昔のアニメから最新アニメまで様々なアニメ情報が流れてきて、全く追いつけない。焦る。まだそのアニメは観れていない。やっと観終わって、話題に入れると思ったら、もう次の新しいアニメの情報が流れてくる。実はそのLINEグループのメンバーはわたしと彼女だけではない。とにかく声優に詳しくて、アニメのあらすじを説明するのが上手な6つ下の後輩男子と、わたしがこれまで生きてきて「日本人でこんなかわいい顔の子いる?」てくらいかわいい3つ下の後輩女子の計4人いる。

……わたし以外全員、完璧なアニヲタなのである。

圧倒的に観ている量が違う。年月が違う。
「次はこれ観てください!」「今度はこっちどうすか!」「それよかったなら、絶対コレおすすめですよ!」
い、忙しいーーー!!!
いつのまにか、3人からたくさんのアニメを紹介され、わたしのノルマはどんどん積み上がった。

いやー、うれしい。うれしいけれど、追いつかない!  違う趣味もあるから、諦めようとする。一旦そのLINEグループを離れようとする。けれど、「姉さん! ほんと、姉さんに勧めたら全部観てくれるから、うれしいっす!  勧め甲斐あります!」。かわいい後輩たちにこう言われると、観ないわけにはいかない。睡眠時間を削って、土日は家に篭って、朝から深夜まで観たりする。

ところがある日のこと。
金曜の仕事終わりからアニメを延々観つづけ、気がつけば日曜の夕方。ふとトイレ後に手を洗いに行った洗面所で見た自分は、髪はボサボサ、腹はぶよぶよ、なんか臭い。……ちょっと待て。これでは、中学時代にクラスにいた、「モテないヲタク女子」になってしまう!  わたしはモテる、かわいいヲタクになりたいのに!  

結局は自分のペースを決めて観るのが1番なのである。彼女が一気にアニメを観ることができる理由。それは、旦那さんが頼りがいがあって、彼女は家にこもっていても太らない体質だからだ。わたしは独り身だし、すぐに太るから、家にこもってアニメを観続けられる体質ではない。じゃあどうするか。アニメを観た本数だけ歩く! というのは半分冗談で半分本気だが、体質が違うわたしはそれは仕方ないと思うしかない。けれど、彼女のマネをできるところが1つある。それは、きちんと観て、どのキャラが好きだったか、どの話がよかったかを話せるようになることだ。
LINEグループでわたしが彼女たちの心に刺さる感想を述べると、「そうなんすよ! さすが姉さん!」と言ってくれる。それが嬉しい。でも、そのためには少しずつでも真剣に観ることが最低条件だ。それに、勧められたアニメはどれも素晴らしいし、適当に観るなんて失礼だ。適当に観ていたら、それこそわたしが目指す彼女のようなアニヲタ女子にはなれない。アニヲタにはそのアニメを語ることができるほどの「熱」が必要で、観るスピードよりも1つ1つの作品を愛する熱が必要なのだ!

ということで、わたしはかわいいヲタクになるために、毎日ではないが化粧をしてウォーキングをすることで見た目に気をつけながら、これからもアニメを観つづけることにしている。……「アニメを観つづける=独身を脱出する」にはならなさそうだが、見た目に気をつけることで可能性を残せると信じておこう。

ここまで後輩たちに勧められたアニメはコチラ↓↓
□魔法少女まどか☆マギカ
□PSYCHO-PASS
□シュタインズゲート
□化物語シリーズ
□ヲタクに恋は難しい
□TIGER&BUNNY
□攻殻機動隊
□封神演義
□コードギアス
□魔法少女・俺
□サムライチャンプルー
□ひぐらしのなく頃に
□機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
□マクロスΔ
□マクロスF
□交響詩編エウレカセブン
□天元突破グレンラガン
□デュラララ!!
□BACCANO!
□とらドラ!
□アルスラーン戦記
□黒執事
□彼氏彼女の事情
□夏目友人帳
□ブラックラグーン
□涼宮ハルヒの憂鬱
□血界戦線

……かなりの数になってきました。約半年でこの量。けれど、勧められたアニメはまだあったように思う。これに加えてわたし自ら観たアニメもある。いずれも最低12話、オープニング・エンディング曲を除いたとしても1話あたり20分。12話で480分。8時間である。そして、24話あるものもあれば、シリーズものもある。
わたしが観たのは割合にして7割くらいだろうか。結構観たほうかもしれない。

どれも、筋金入りのアニヲタが選んだアニメなので、もしよければどれか1つでも観てみてほしい。わたしのオススメは「ヲタクに恋は難しい」。
マンガからアニメになり、今度は実写映画化される。映像もオープニング・エンディングの曲もかわいいし、話自体は1話完結ですっきり観れる。タイトル通り、ヲタ語全開でくるので、アニヲタを目指すにはもってこいのアニメだ。


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かほ

Kahoライター

雑誌やWeb媒体で取材・撮影・記事作成を10年以上してきました。自分の経験を通して、「細くてもいいから誰かの光になる文章」を書くのが夢。 「心がゆるんだ」「よし、がんばろう」「ちょっと笑える」そんな記事をお届けします。
趣味:うさぎさんを愛でて戯れる、おしゃべり上手なバスケ選手を応援する、落語を聴く。

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