【仕事のミス】上司に叱られた時の対応って?デキる社員の立ち直り方
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仕事をしていて叱られてしまう事ってありますよね。
「毎日のように叱られている」という方もいるのではないでしょうか?
ひどく叱られて、ストレスが溜まって辛くなり、仕事を辞めたいと思いつめてしまう、という話も珍しくありません。
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叱られた時の対応や立ち直り方を知っておけば、最悪の事態を防げることがあるかもしれません。
今回は、上司に叱られた時の対応方法や立ち直り方のテクニックをお伝えしていきたいと思います。
【1】上手な叱られ方ってあるの?
叱られたときの態度や振る舞いで、ダメージが少なくなったり、復活も早くできたらいいなって思いませんか?
また、ただ叱られるばかりなんて損。
ちょっとの工夫で、結果的に後々の自分の評価も上がるように、
叱られた事をプラスにしてゆきましょう。
叱られたときの話を聞く態度はとても重要です。
理不尽に感じる事もあるかと思いますが、
ここはひとつ、
「わからないことを指摘していただいてありがとうございます」
という姿勢で話を聞くのが効果的。
上司の意図を汲んで、自分の良く無い点を改善するために協力してくれている人として話を聞くことで、あなたの株が上がることでしょう。
謝罪の言葉にはバリエーションを用意
はじめに、自分の非を認めて素直に「申し訳ございませんでした」と言うのが大切です。ひととおりお叱りを聞いた後は、まずはひと言はっきりとした声で謝っておきましょう。
しかし、「申し訳ございませんでした」の連発は賢く見られませんし、本当にわかって謝っているのか?と思われてしまいかねません。
「ご指摘ありがとうございます」
「今後気をつけます」
「力不足で申し訳御座いません」
「ご迷惑をお掛け致しました」
「反省しております」
など、あらかじめ返事のバリエーションを持っていると、いざという時にすんなりと言葉が出てくると思います。
言葉の選び方のポイントとしては、怒っている相手はあくまで『成長させてあげたい』という気持ちでいるものと考えて返事をすることです。
ちなみに「なるほど」は、相手の事を評価する意味合いが含まれ、上から目線にあたる表現に捉えられることがあるので避けた方が無難です。
理不尽に怒る相手に効果的なフレーズ
また、相手が感情にまかせて理不尽に怒っていると感じる場合は、「大切な事なのでメモを取らせてください」と言い、その理不尽な内容をメモするのも一つの方法です。
これは、クレーム電話をしようとして「お客様の会話は録音されています」とアナウンスが流れると怒りがトーンダウンする心理と同じ作用です。怒っている状況を客観視されていると感じさせることで、上司に理不尽に怒っている事に気づいてもらうことが期待できます。
【2】改善策を考えて立ち直る方法
失敗してしまったからといってずっと落ち込んでいるのは、自分が辛いですし、落ち込んで仕事をしていて、いつものパフォーマンスが発揮できずに次なる失敗を生んでしまったりするのは避けたいですね。ここは早いところ軌道修正しておきたいところです。
自分自身を前向きに切り替えるコマンドを用意
そのために、まずは自分のご機嫌を直しておくことは大切ですね。
ちょっとした気分転換のコマンドをいくつか持っていると便利だと思います。
たとえば・・・
・外の空気を吸いに行く
・同僚とおしゃべり
・甘い物を食べる
など・・・
状況や気分によって使い分けできると良いですね。
いつでも簡単にできるリフレッシュ方法
あと、筆者のオススメのリフレッシュ方法、「深呼吸」をお伝えしますね。
- 姿勢を正して腹筋を使ってゆっくりと口からフーっと息を吐きます。(この時吐くことに集中するのと、吐き切るのがポイントです)
- 鼻からラクに息を吸う(1.でしっかり吐ききっていると自然と思いっきり吸えます)
- 1~2を10回ぐらい繰り返す
これだけです。
慣れてきたら、おヘソから指4本分下の丹田というツボを意識するとともに、息を吐く時に黒~いモヤモヤした気持ちも一緒に出て行っているイメージをするとより良い効果が得られます。
椅子に座ったままでもできますし、ちょっとトイレに行ってやってみるのも良いかと思います。
シンプルなのですが、どこでもできますし、気持ちが簡単に落ち着くので、気が向いたらぜひお試しくださいね。
叱られたことを繰り返さないために
さて、気分がちょっと良くなったら、改善策を考えていきましょう。
失敗は必ずしも、マイナスな結果ばかりではありません。改善できるチャンスと捉え、次の作戦を考えたいところですね。
叱られたことを糧に、次なるステップに進むために、なぜ叱られたのかを分析してみましょう。
頭で考えていてわからない時は、紙に書いてみるのがオススメです。
紙に書く事で、頭の中にあることを一旦取り出して可視化できるので、効率良く考える事ができます。
その上で、
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
を、組み立ててゆくとかなり整理できると思います。
筆者は、次なる過ちをおかさないために、自分なりのチェックポイントを増やすようにしています。そうすることで、同じミスを回避することができるので、PDCAの「Check」の部分は特に大切だと思っています。
さらなる対策でもうひとつステップアップ
チェック項目をリスト化したものを、すぐに見られる場所に置いておくことをオススメします。
チェック項目の内容によっては、outlook やサイボウズ、スマートフォンなどのリマインド機能(リマインダー機能)を使って、しかるべき時間にポップアップで表示させることも有効です。筆者は忘れっぽいので、リマインド機能はかなり活用して助けられていますよ。
また、改善策を考える際に、自分の将来のビジョンや目標を高く持つと良いと思います。
そうすることで、怒られた事だけにフォーカスするのではなく、「自分が今後どうなりたいのか」に照準を合わせて解決していくことができます。
ぜひ、会社の為だけでなく、未来の自分も喜ぶような改善策を見つけてくださいね。
【3】アフターケアが評価の分かれ目?
叱られて辛い気持ちのなか、しっかり改善策を考えたあなたはとても素晴らしいと思います。自分を褒めてあげましょう!
実は・・・叱られた翌朝の対応は超重要
そして、翌日にちょっと凹んだ気分を持ち越してしまったとしても、朝は元気に出社してみる事をオススメします。とりあえず元気なフリだけでもOKです。
叱られた内容よりも、その後のあなたがどうするかの方が大切で、実はそこが注目されていたりします。
たとえば、約束を破ってあなたを怒らせてしまった彼氏を許せるのか許せないのかは、その後の彼氏の態度や行動次第で変わってきますよね。アフターケアによって左右される要因は大きいのです。
上司へのアクションで評価を高める
朝一番か、なるべく早めの時間のうちに「昨日はご指摘くださりありがとうございました」と言いに行きましょう。
叱るのだってエネルギーの要る作業。わざわざ叱ってくれる人は自分を気にかけてくれている味方だと思いましょう。
そして、叱ることによってあなたが成長してくれたら、上司だって嬉しいのです。また、改善した事を上司に伝えることもポイントアップにつながります。これはかわいがられるチャンスでもあるので、めんどくさいと思わずにぜひやってみてくださいね。
今回は、上司に叱られた時の対応や立ち直り方についてお伝えしました。
失敗とは成功のために必要なものであって、時に、成功よりも重要なことがあります。
叱られた事を糧に、ぜひさらに上を目指してがんばってくださいね。
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