もうすぐ会社の忘年会【幹事役の女子必見】一目置かれる技ありゲームまとめ
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忘年会の幹事役になると、お店の予約や料理の手配、出欠の管理などさまざまなことをやらなければならないのですが、宴会の場を盛り上げる進行を考えることも求められます。そんな時、誰もが気軽に参加して楽しめるゲームの時間を用意するのがおすすめ。参加者の満足度の高い忘年会にできれば、幹事としても一目置かれるはずです。今回は、忘年会を盛り上げて参加者にも喜ばれるゲームについてご紹介します。
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忘年会のゲームって何のため?
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そもそも、忘年会のなかでゲームをやるのは何のためでしょう?
会社の忘年会の主なプログラムでは、社長や役員のあいさつや1年の振り返り、部署代表などによる来年の抱負…といった堅苦しいものが多くなりがちですので、純粋に楽しめて気分転換のできる時間がないと、ただでさえ年末の忙しい時期に飲み会に参加しているのに満足感が得られず、「早く帰りたいな…」と思い始める社員も出てくることが予想されます。
そこで、みんなで飲み会のひとときを楽しむ仕掛けが一つでもあれば、仲間どうしのコミュニケーションも弾みますし、普段は話す機会のない同僚とも打ち解ける機会ができるかも知れません。ゲームはそうした仕掛の一つとしておすすめの手段というわけです。
定番のゲームをひとひねりする
ビンゴゲーム
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パーティーで定番のビンゴゲーム。
1等、2等などの上位に豪華な商品を用意してあらかじめ見せておくと、参加者もがぜんやる気になって熱中してくれますが、下位になると残念賞や参加賞的な商品だけが残り、期待感も薄れて熱気が冷めてしまう可能性も。
そこで、ある程度当選者が出て賞品が行き渡ったら、まだ当選していない人だけを対象に抽選を行い、別枠で用意した賞品をプレゼントする、という方法があります。
なかなか当選しなくて諦めかけている人も再び熱中してくれるかも知れませんし、ビンゴの当選者が獲得した賞品と同じくらい豪華な賞品も用意しておくと、粋なはからいに参加者の評価も高まるかも??
100円争奪じゃんけん
100円を賭けて2人1組でじゃんけんをして、勝った方が相手の100円を獲得して他の参加者とじゃんけんを繰り返していくという、シンプルで盛り上がる定番ゲーム。
でも、最後の勝者が決まると、大量の100円を獲得した本人は嬉しいのですが負けた大勢の人は「ああ良かったね…」とどこか意気消沈した気持ちになる場合も…。
そこで、優勝した人には「獲得した賞金を職場福利厚生に使うこと」というルールを設けるのです。
(優勝が確定した時点でそのことを発表するのもおすすめです)
優勝者には何のために賞金を使うか発表してもらうと良いでしょう。
「うまい棒を箱買いして設置します!」など、買うものはどんなものであっても、みんなのために賞金を使うことを宣言してもらえばオチとして盛り上がること間違いなしです。
◯☓クイズ
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お酒が入った状態で考えるクイズは少しハードルが高いのですが、◯か☓かの2択で答える◯☓クイズは気軽に回答できるのでパーティの定番ゲームの一つといえます。
少人数の場合や移動がしづらい会場の場合は◯☓のプレートを人数分用意する必要がありますが、貸切の会場であれば、会場を◯エリアと☓エリアに分けて、身体を移動させて回答してもらうと盛り上がりやすいです。
クイズの問題も自由度が高いので、例えば会社や関連業界のここ1年のニュース、逆に会社や業界の話題を離れた雑学やトレンド、あるいは、「男子社員が挑む、女子力認定クイズ」など、さまざまなネタや切り口を工夫してみましょう(会社のニュースを題材にする場合はなるべく明るい話題のネタにしましょう)。
参加人数が多い場合はチーム対抗で
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参加人数が多い場合はチーム対抗の形式でゲームを進めると、全ての参加者が最後まで熱意を失わずに楽しめる可能性が高まります。チーム分けについても、普段一緒に仕事をしている部署ごとでもいいのですが、せっかくのパーティですので部署にとらわれずンダムにチーム分けをするのをおすすめします。
普段はあまり話すことのない社員同士が一つの目標に向かって力を合わせることで、社内で新たなつながりがたくさん生まれる可能性がありますし、普段の業務にもプラスの効果が期待できます。
連想ゲーム
司会から出されたお題から連想するワードを紙に書いていき、制限時間内により多くのキーワードを書き出したチームが勝ちとなるルール。チームが結束して短時間のうちに知恵を出し合うのは白熱します。
このゲームを実施する時は司会のほかに、各チームの書いた紙を回収してキーワードの数をカウントする役のスタッフが必要です。カウントする際に、ちょっと面白い回答を見つけたら赤ペンなどで印をつけておいて、司会者に取り上げてもらうように決めておくと、結果発表の時間もさらに盛り上がるはずです。
条件スピーチ
例えば、「決められた3つの言葉を入れて1分以内で」など、与えられた条件のなかでスピーチ内容を検討し、チームの代表が制限時間内に発表。こちらもチームの知恵を結集する熱い戦いになりそうです。チーム対抗の場合は、発表内容の優劣を判定する審査員を用意する必要がありますので、そのあたりで事前の準備が必要です。
スケッチで伝言ゲーム
ジェスチャーによる「伝言ゲーム」はパーティの定番ですが、会場のスペースに制限がある場合は、この方法がおすすめです。全チームのなかで一番早く回答し正解したチームが優勝、というルールにしておくと、より熱い展開になるでしょう。
また、絵心のない人であっても何かしら絵を描かないといけないので、あとになって笑える「迷作」が生み出される可能性も。先ほど紹介した「連想ゲーム」と同じく、各チームの伝言に使ったイラストを回収し、面白いものをチョイスして司会に渡す役割のスタッフを用意するのがおすすめです。
チーム対抗三択クイズ
チームメンバーが交代で回答者となり、司会の出すクイズに応えていき、一番多く正解したチームが優勝となるルール。個人戦であれば◯☓クイズで十分なのですが、チーム戦の場合は少し難易度があったほうが差がつきやすく熱中しやすいため、3択くらいがおすすめです。
運営側としては、各チームの回答者が前に出てきて回答してもらうよう会場のレイアウトを変更したり、回答者が23あるいはABCなどの選択肢を示すプレートを用意したり、正解数を集計するために、正解チームに1個ずつ渡す小物を考えたりと、ある程度の準備と仕込みが必要になります。
出題内容はいわゆる雑学クイズが無難なので、市販のクイズ本なども参考に問題を作るとよいでしょう。
嫌な思いをする参加者が出ないような配慮を
趣向を凝らしたゲームは参加者同士が打ち解けるきっかけにもなりますし、忘年会が盛り上がれば参加した社員の満足度も高まり、幹事として福利厚生の役割を十分果たしたということになるでしょう。
ただ気をつけたいのは、「とにかく盛り上がれば良い」ということではなく、忘年会に参加したすべての人が「楽しい忘年会だったな…」と、いい思い出を持ち帰ってもらうことです。
仕掛けにこだわったゲームで場全体は盛り上がっても、一部の参加者が嫌な思いをするといったことがないように配慮する必要があります。
例えば、クイズのネタで社内の誰かのことを題材にする場合、お酒の入っている席で誤解やすれ違いを招くような発言が飛び出すリスクがある…というのもその一つです。
一緒に働く仲間と会社について良い印象をもったまま年越しを迎えれば、新しい1年もまた「頑張ろう!」という気持ちで仕事に取り組めるはず。そんな参加者の気持ちに立って、忘年会を盛り上げる仕掛けを考えてみていただければと思います。
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