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行きたくない、でも嫌われたくもない!会社の飲み会、角が立たない断り方5選

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会社で働いていると定期的に飲み会が催されませんか?仕事上のつき合いも大事なのはわかっているけれど、「行きたくないなあ」と思うこともときにはあるのではないでしょうか。

でも職場の人間関係をこじらせたくはないので、どうやって断ろうか悩みますよね。今回は、会社の飲み会に誘われたときの、角が立たない断り方をご紹介します。

会社の飲み会は気をつかう!

会社にもよりますが、親睦会、歓送迎会、忘年会、新年会・・・などいろいろな名目で、1年間で結構な回数の飲み会があるのではないでしょうか。それに加えて、何の名目がなくても、会社の同僚や上司から、「今日、飲みに行かない?」という急なお誘いもありますよね。

友人や家族などの親しい間柄であればお酒の席も楽しいですが、会社の人、特に上司も含まれると、気をつかうことが多くて、純粋に楽しめないことが多いと思います。

「飲み会も仕事のうち」と考える社会人は昔より減ったとはいえ、断られると誘った方はやっぱりいい気分はしないもの。特に上司の機嫌を損ねると仕事にも影響しかねません。職場での人間関係を円滑にするために、なるべく角が立たない飲み会の断り方をおさえておきましょう!

(1)体調不良

一度はこの手を使ったことがある、という人も多いのではないでしょうか。体調が悪いと言っている人を無理に誘う人はまずいないので、とても有効な断り方です。当日急に誘われた場合に使いやすく、上司にも言いやすいですね。

「すみません、今日はちょっと体調が悪くて・・・」と顔をゆがめながらいかにも具合が悪そうな様子で言いましょう。「大丈夫?」と聞かれたら「今朝からお腹の調子が悪いんです」「ちょっと風邪気味みたいで、熱が上がってきた感じもします」などと具体的な症状を言うと真実味が増します。

ここでは翌日に「治りました!」と言える程度の軽い症状にしておきましょう。そしてその日は退社するまで具合が悪そうにおとなしくしておくことを忘れずに。

(2)病院の予約が入っている

「予約」というのは動かしがたい予定なので、断る口実としては使いやすいです。特に病院の予約といった自分の体調や健康に関する用事は、体調不良と同様に他の人が口出しできず、無理強いできない領域にあるといえるでしょう。

ただ、病院というと何か病気なのか?と話が大きくなっては大変なので、歯科や耳鼻科、眼科あたりが無難なところです。

スケジュール帳をパラパラと確認し、「あ、その日は歯医者の予約が入ってました!人気の歯医者で予約変更したら1か月先とかになってしまうので、ずらせないんです・・・。」と言いましょう。

セリフがやや長くなるので、演技力に自信のない人は棒読みになってしまう可能性があります。事前に練習をしておくと安心です!

(3)人と会う約束がある

自分一人の予定だと、「予定を変更すればいいじゃない」と言われかねませんが、第三者を登場させると、相手の都合もあるので自分だけの都合では変更できないというのがポイントです。

はじめの言い方としては「人と会う約束があるので・・・」でよいと思いますが、「どこで?」「どんな人?」などとつっこまれる可能性もあります。誰とどこで会うのか具体的な設定をしっかり考えておくとベストです。

架空の設定だと嘘を重ねるうちに矛盾が生じやすいので、実在の知り合いと、実際ありそうな約束をしている、という想定で、本当に会うんだと自分に言い聞かせておくと、受け答えもスムーズになります。

(4)家族との予定がある

家族との予定にもいろいろありますが、共通して「周りが介入できない」「何か重要な予定な気がする」と思われやすく、相手が納得しやすい断り方です。さらに、特に上司の場合「家族を大切にしている」というプラスの印象を持ってもらえる可能性もあります。

一人暮らしの人であれば「親が実家から来ていて(来ることになっていて)」、子どもがいる人であれば「子どものお迎えがあって」、家族と同居している人であれば「家族が病気で看病しなければならない」など、自分の環境に合わせて無理のない設定を考えましょう。

ただし、食事に出かけるなど、重要性があまり感じられない予定にしてしまうと、「会社の飲み会よりもそっちのほうが大事なのか」と印象を悪くしてしまう可能性があるので、どうしても家族の対応をしなければならない、という状況にもっていきましょう。

(5)家に荷物が届く

荷物の受け取りがあるから家にいなければならない、と強引に飲み会に行けない状況をつくりだす方法です。荷物が時間指定で届く設定ですね。当日急に誘われた場合に使えます。

時間指定は、たいてい「18時~20時」など、時間の幅をもって設定されていることが多いので、その間はずっと家で待機することになるという点も飲み会に行けない口実としては好都合です。

ただし、荷物の内容に注意しましょう。単なる商品だと、「時間変更すれば?」「留守でも再配達してもらえるよね」と思われてしまいます。必ずその時間に受け取らなければならないものにする必要があります。

例えば実家から野菜が届く、ネットスーパーで注文したものが届く、というように生ものが届く場合は受け取らなければいけなくなりますね。大きなソファーを買って設置までお願いしているからその時間に家に入ってもらわないといけない、という設定も使えます。その場合は実際家にある家具にしておきましょう。もし今後家に遊びに来られたときにその家具がなかったら、嘘がバレてしまいますので。

覚えておきたい?NGな断り方

使える断り方を5つご紹介しましたが、逆に使えないNGな断り方をいくつかご紹介します。相手の気を悪くする可能性が高いので、うっかり言わないようにしましょう。

・お酒が飲めない

お酒が飲めなくてもソフトドリンクで参加する人はたくさんいますし、酔わなくてもみんなとの会話を楽しむことはできます。要するに参加したくないんだね?と思われて終了です。

・仕事が忙しい

「飲み会も仕事の一つ」、「忙しくても会社のつき合いを大事にし、仕事は何とかやりくりするのがデキる人間」、というポリシーをもっていそうな上司に特に嫌がられる言葉です。本当に忙しくて残業しなければならないときも、忙しいのは自分だけではないことを念頭に置いておきましょう。

・今日はちょっとやりたいことがある

漠然としているのに加え、「社内の親睦よりも自分のやりたいことを優先する自己中な人」という印象を持たれてしまうことでしょう。断る口実としては損な言い方です。

・お金がない

本当にお金がなくても、「そうなんだ、それなら仕方ないね」と思ってくれるのはごく親しい友人のみと思っておきましょう。「この飲み会はお金を出すに値しないってこと?」と思われてしまう可能性があります。また、特に上司の場合、「じゃあおごってあげる」と言われて断れなくなってしまうかもしれません。

即答しないでいったん保留にする

当日の急なお誘いでも事前のお誘いでも、「断りたいな」と思ったとき、すぐに断らずに「ちょっと予定を確認してみます」といったん保留にするのがベターです。「飲み会ですか、いいですね!」という言葉を加えるとなおよいでしょう。

こうすることで「前向きに検討してくれている」という印象を与えることができます。また、いったん時間をおくことで、どうやって断るかを落ち着いて考えることもできるでしょう。

時間をおいたら、「すみません、予定が入っていました。日程調整できないか考えたんですがどうしても無理で・・・」などとお断りしましょう。断っていても「行けるように予定の調整を試みてくれた」というよい印象を残すことが可能です。

また、いったんOKの返事をしていたけれど、当日になってやっぱり行きたくない・・・という場合もあると思いますが、当日のドタキャンは相手に迷惑がかかるので、断るのはどうしても行きたくない場合のみにしたほうがよさそうです。

フォローの一言を忘れずに

誘いを断るということは相手に多少なりとも迷惑をかけたり気を悪くさせたりしているものです。職場の人間関係を円滑にするためには、相手へのフォローの言葉を忘れないようにしましょう。

断る際には、本心はどうであれ、「行きたかったのですが、残念です」「また誘ってくださいね」という一言を加えるとよいです。これによって「行きたくないわけではないんだな」「また誘ってみよう」と思ってもらえます。

年に何度もある会社の飲み会。断り方次第であなたの印象が大きく変わります。角が立たない断り方で人間関係にヒビが入らないようにしたいですね。そして、たまには飲み会に参加してみましょう。いやだなと思っていても、意外と楽しかったり、社内のあの人と打ち解けることができるかもしれませんよ!


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川崎 幸子

川崎 幸子ライター/編集者

子育てに奮闘しつつ、編集関係の仕事をしています。家事・育児・仕事のバランスに悩む今日このごろです。oronoでは、忙しい毎日を乗り切るちょっとした工夫や、暮らしに彩りを与えるもの・ことをご紹介していきたいと思います。

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