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夏は浴衣でお出かけ!【花火大会】【夏祭り】小粋に着こなす準備と立ち振舞い、着崩れ対策

イベント
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https://www.photo-ac.com/main/detail/874778

花火大会や祭りなどの夏のイベントに出かけるなら、やっぱり浴衣を着ていった方がテンションも上がって楽しさも倍増しちゃいますよね。

浴衣は準備や着付けが必要で、お出かけ時には着崩れなど気をつけないといけない点もありますが、小粋に浴衣を着こなせれば自分自身をいっそう魅力的に美しく見せることもできます。

今回は、“夏のイベントを浴衣姿で美しく過ごすための準備や振る舞い方”“着崩れの直し方” などをまとめてご紹介します。

浴衣の事前準備


https://www.photo-ac.com/main/detail/150811

浴衣を着るにあたって必要なものを、イベント前日までに揃えましょう。

自分にバッチリ似合う浴衣を一枚持っていると安心感がありますし、浴衣以外のアイテムもきちんと揃えておくと、当日の着付けも余裕をもってきれいに仕上げることができるでしょう。

また、レンタルという選択肢もあります。着付けとレンタルがセットになっているお店もあるので、ニーズによって上手に利用できると良いですね。

筆者も旅行先で着付けとセットになっている浴衣をレンタルしたことがあるのですが、手ぶらで行って全部貸してもらえるので便利ですし、その時の気分でコーディネートが選べるところが楽しいなと感じました。

利用される場合は、早めに問い合わせをして空き状況や着付け、返却のスケジュールを確認しておくのが良いでしょう。

必要なものリスト

ご自身で浴衣を準備する場合、一般的に次のようなアイテムが必要になります。

  1. 浴衣
  2. (半幅帯がスタンダード)
  3. 浴衣用肌着(洋服用の肌着でも可ですが、浴衣に汗しみがつくのを防いだり、浴衣を着た後の処理がラクになるのであったほうがより良い)
  4. 腰紐(最低1本ですが2本あったほうが安心
  5. 伊達締め
  6. 補正用タオル
  7. 前板(帯の内側に入れる板)
  8. 下駄
  9. 巾着 or  浴衣に合うバッグ

一般的に、着物は身体の凹凸が少ない茶筒型の体型に近づけるときれいに着付けできるといわれており、自分の体型に合った補正をすることで、美しく着付けすることができます。

「浴衣を涼しく着たい」という観点から補正をしないという選択もありますが、補正をすることでタオルが汗を吸い取ってくれる、着崩れの対策になるなどのメリットもあります。

浴衣の選び方 体型別にコーディネートを考える


https://www.photo-ac.com/main/detail/394191

背の高い人

  1. 浴衣:全体に大きな柄の入ったものが映えます。前からみて数個から10個ぐらいの柄が入る大きさが目安です。
  2. 帯:下側にアクセントがあるものを選ぶか、少しだけ下に結ぶなどして視線を少し下に向けるようにするとバランスが取れやすい。

背の低い人

  1. 浴衣:柄の小さいものを選ぶとかわいく仕上がります。縦に柄の入ったものを選ぶとスラッと見えます。
  2. 帯:上側にアクセントがあるものを選ぶか、少しだけ上に結ぶなどして視線を少し上に向けるようにするとバランスが取りやすいです。

瘦せ型

  1. 浴衣:淡い色のものを選ぶとやわらかい印象になります。浴衣全体に柄が入っているものですと華やかな印象になります。
  2. 帯:柄の入った帯を選んだり、張りがある生地の帯をふんわりと大きめに結ぶと胴回りの薄さがカバーされます。

ぽっちゃりさん

  1. 浴衣:縦に柄が入っているものや、黒・紺などの濃色のものをえらぶとスッキリして見えます。
  2. 帯:黒・紺・紫などの引き締める色を選び、大きめに結んで視線を帯に向けるようにします。

浴衣はネット通販でも買えますが、自分に合うものが感覚的につかめない場合は、お店で選ぶことをオススメします。

柄の雰囲気がわかりやすい方法として、体に当てて鏡から2〜3m離れて確認すると良いでしょう。

小物でワンランク上の着こなしに


https://www.photo-ac.com/main/detail/578485

浴衣を着ている人がたくさんいる中で、ちょっと差をつけてワンランクアップしたい場合は、小物にこだわるという方法も良いかと思います。

また、同じ浴衣で雰囲気を変えたい時などは、小物でコーディネートをバージョンアップすると良いでしょう。

  1. かんざしorコサージュをつける
    浴衣に合わせてかんざしやコサージュをつけると、より雰囲気が出ますね。髪型や見せたい雰囲気に合わせて、色やバランスで選びましょう。夜なら、揺れるもの・光る素材のものが映えるのでオススメです。
  2. 洋風のバッグを合わせる
    洋風のバッグもコーディネート次第ではおしゃれになります。ブラウンの籐のカゴのバッグなども合わせやすいかもしれません。
  3. 足袋を履く
    浴衣に足袋を合わせるのもアリです。よそゆきな印象にしたい時にオススメです。また、下駄の鼻緒で足が痛くなりづらい点も良いですね。ちなみに、足袋を履く際は着付けをする前に履いておくと後で履くよりも着崩れしにくいです。
  4. 伊達襟をつける
    伊達襟をつけるとよそゆきな印象になります。衿芯が入れられるので襟の形を美しく保てるのも良い点ですね。

夏の勝負デート!浴衣で行くことをは事前に伝える?伝えない?


https://www.photo-ac.com/main/detail/1155366

夏祭りや花火大会が“勝負デート”の場合、浴衣で行くことを相手に伝えるか?伝えないか?迷ってしまいますね。

サプライズでいきなり浴衣姿で登場して、びっくりしてもらうのを期待して「伝えない」っていうのも楽しいと思います。
ですが、筆者のオススメは、「伝える」です。

浴衣でも無理のないスケジュールを彼が立ててくれる可能性がありますし、服装を合わせて甚平を着て来てくれたら、一緒に歩いていてワクワクしてしまいます。

なにより「浴衣で来てくれるのか〜!」と、会う前からテンション上がってくれるかも? と思うので、筆者は「伝える」に一票です。

イベント当日、浴衣を美しく着こなすコツは?


https://www.photo-ac.com/main/detail/117028

浴衣を着てお出かけする当日に、浴衣を美しく着こなすために注意したほうが良い点があります。
「浴衣を着た時の美しく見える立ち振る舞い」と、トイレに行ったあと座ったあとなどに「着崩れした時のお直しの方法」です。

ぜひ読んで実践してみてくださいね。姿勢や立ち振る舞い浴衣を着た時に姿勢や立ち振る舞いに少し気を配るだけで、美しさがかなり違ってきます。
事前に鏡の前でちょっと練習してみるのも良いですね。

  1. 立ち方
    肩の力を抜いて背筋を伸ばし、お尻を後ろに突き出さないようにして内股気味に立ちます。顎を引きおへその下に力を入れるのが美しく立つポイントです。つま先をつけて一方の足を少し引きます。
  2. 歩き方
    背筋を伸ばし、歩幅を小さくして歩きます。着物の上前に右手を添えて内股気味に。腰が先に出るように、上半身を上下に揺らさずに一直線上を歩くように足先をスッと前に出して進むのがポイントです。
  3. 階段の上がり方
    背筋を伸ばして、バッグは左手で持ちます。裾を踏まないように右手で浴衣の太ももの前あたりをつまみます。つま先に重心を置いて後ろ足のかかとを上げながら階段を上がるのがポイント。体を少し右に向けて上がると上がりやすいです。
  4. しゃがむ時
    お尻に手を軽く当てて浴衣がお尻のラインに沿うようにしてゆっくりとしゃがみます。
  5. 椅子に座る時
    右手で上前(浴衣のふとももあたりの上になっている部分)を抑え、左手で着物をお尻から下になでおろして椅子に座ります。お太鼓がつぶれないように背もたれに寄りかからずに背筋を伸ばして浅めに座ります。
  6. 手をあげる時、ものを取る時
    脇が見えないように、袖口(手首が出ているところの下あたり)を反対の手を添えるようにして持ちます。
  7. せんす・うちわ
    せんすやうちわを出してあおぐ際には、腕をクロス(右で持っていたら左側にせんすを持って行って仰ぐ)してあおぐときれいです。笑う時に口元を隠すのもかわいいですね。
    使わない時はせんすは帯の前側に、うちわは帯の後ろ側にさしておきましょう。

いろいろありすぎて複雑で覚えられない場合は、とにかく「姿勢を良くすること」と、「動きを小さめにゆっくりと」という2つのポイントを押さえるだけでも大丈夫ですよ。

トイレの入り方と着崩れ対策のポイント


https://www.photo-ac.com/main/detail/1460709

浴衣でトイレに入るのは少し面倒だし、トイレに入ると着崩れてしまうという心配もありますが、トイレに鏡がある場合は直すチャンスでもありますので、少しの手間でお直しして美しい状態を保ちましょう。

  1. トイレに入る時
    個室に入ったら、浴衣のすその前後を大きくまくり、上前のすそ(上側になっている方)→下前のすそ(下側になっている方)の順番に、浴衣と帯の間(胸の下あたり)にはさみます。
    この状態でそーっと座ってトイレをすると着崩れしにくくなります。
    または、帯にはさむ部分を洗濯バサミ等を持参して留めるとシワにならないのでより良いです。
  2. トイレから出てきたあと
    乱れているところを鏡でチェックしましょう。もし直す必要があれば下記の手直しをします。
  3. おはしょりが乱れている
    おはしょり(帯の下の短くはみ出している二重になっている部分)を直す時は、帯とおはしょりの間に指をいれて左右にしごいたり長くでてしまった部分を帯にしまいます。
  4. すそが落ちてきた・広がった
    上前を持ち上げて、下前の下がってしまった・広がった分だけ腰ひもの上に押し込みます。次に上前の下がってしまった・広がった分を腰ひもの上に押し込みきれいに整えます。着付けを心得ている方なら、腰ひもの結び目を結び直すという方法を取るのも良いでしょう。
  5. 帯がゆるんで下がってきている
    着物と帯の間にハンカチやハンドタオルを入れることで、応急処置になります。
  6. 衣紋(えりのうしろ)が詰まっている後ろのおはしょりを両手でつまんで(首幅ぐらいにつまむ)下に引っ張ります。おはしょりが乱れたら平らになるように整えます。
  7. えりが広がってきている
    下側のえりを直す場合、右側の脇の下の身八つ口(脇の下の穴があいているところ)から左手を入れて、下前のえりを脇側に引っ張って調整します。
    上側のえりを直す場合、えりからつながっているおはしょりの右部分(帯の下の位置、おはしょりの右側のいちばん上の布)を持ち、引っ張って調整します。
    難しい場合は帯の上側から帯に押し込みます。

いかがでしたでしょうか?

https://www.photo-ac.com/main/detail/581412
今回は、浴衣の事前準備と、美しく着こなすためのコツをお伝えしました。
浴衣の着付けや着こなしに失敗せず、きれいな姿で花火大会や夏祭りを楽しめれば、きっと素敵な思い出になることでしょう。

小粋に浴衣を着こなして、夏のイベントを楽しんで下さいね。


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川崎 晴代

川崎 晴代ライター

美容に気を遣っていたら詳しくなってしまった美容オタク。趣味は料理・音楽・アート・映画など。元ブライダルカメラマンの経歴を持ち、コンテスト入賞経験もある下町育ちの江戸っ子。持ち前のオタク気質を生かして皆様に楽しんでもらえる記事をお届けしたいと思います。

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